2024年9月29日 (日)

山の恵み

栗に続いて、この時期の山の恵みのクルミを拾いました。今年はクルミも豊作のようです。家の周囲に落ちたまま放置しておくと、食べ物が無くなった冬の夜にイノシシがやってきてバリバリ音を立てて食べるので、寝ていてうるさくてたまりません。今年は早めに集めてしまいます...。

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2024年9月28日 (土)

秋の実り

今年は我が家の裏山で栗が豊作です。昨年は山の実りが大凶作で里に熊が出没する原因にもなりました。うちの近所の家でも、熊が裏庭の柿を食べていたのが目撃されました。今年は熊にはたくさん食べてもらって、ゆっくり冬眠してもらいたいものです。

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2024年9月 6日 (金)

令和版「テルマエ・ロマエ構想」

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水不足対策、防災対策、地域活性化を兼ねて、地元に共同浴場+コインランドリー+防災避難拠点+直売所の施設を作るのはいかがでしょうか。温泉なら理想的です。
丸森町の隣接する2地区、耕野地区と大張地区は、今まであまり「共同事業」をしてきませんでしたが、これを機会にぜひ協力して取り組んでみませんか?
皆さんが楽しく交流することができて、情報交換の場にもなります。
令和版、「テルマエ・ロマエ構想」。いかがでしょうか。

2024年8月 2日 (金)

梅雨明けの天日干し

今年は不作でわずかに採れた梅の実を梅干しにしました。シソの葉も干して利用します。梅雨が明けたので早速に天日干し。太陽にあたって梅も気持ちよさそうです。

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2024年8月 1日 (木)

水不足

井戸水で生活する宮城県丸森町耕野地区では、極端な雨不足による水不足が深刻になっています。耕野振興会では自力で水の確保が困難な家庭向けに、水の配達(委託)を行うことに。

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県内の他の地域や秋田、山形などでは大雨による水害が報じられる一方で、ここでは深刻な水不足。梅雨期間中、まとまった雨が殆ど降らないまま梅雨明けしてしまいました。まとまった雨が欲しいところです。

2024年7月16日 (火)

雨が欲しい...

ここ数日の雨で多少我が家の井戸の水位はあがったものの、水不足はまだまだ解消せず。このまま梅雨明けされると夏はさらなる水不足も予想されます。水を汲んできてタンクへ入れる運用では不便なため、今年の春先に掘った新しい井戸から自宅へつなげる配管の工事に着手しました。

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地球は水の惑星と言われるほど水が豊富なのですが、私たちが利用できるのはそのうちのわずか0.01%。日本の通常の家庭では、飲料水にも使えるレベルの貴重な水を1日に約500L~1000L近くもジャブジャブ使っていますが、世界中で最も贅沢なのかもしれません。日本では、水と安全はタダ、なんてことを言われてきましたが、水がダイヤよりも貴重になる日が来るかもしれませんね。

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2024年7月 9日 (火)

水不足

またしても深刻な水不足。しかも梅雨の真っ最中にです。

 

各地で大雨や洪水等の報道が相次ぐ中、丸森町耕野地区ではまたしても水不足で、我が家でも水不足が深刻です。データを調べてみたら、丸森町では直近30日の比較で、例年比で18%しか雨が降っていません。すなわち、例年よりも80%以上も雨が少ないということです。

 

いつもの年なら一年中で一番井戸の水量があるときに、我が家では風呂が使えない状態までになっていました。井戸の中はスカスカ。緊急用に用意した貯水タンクを使うことになりました。農業用のため池もかなりの水位低下で、このまま梅雨が明けてしまうとさらに深刻な事態になります。

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降る所では極端に雨が降るのに、降らないところには全く降らない。いったいどうなっているのでしょうか?

 

今後の雨に期待するばかりです。災害級に降られても困るのですが…。

2024年6月 2日 (日)

今夏の危惧...

久しぶりの投稿になりました。

 

所用もあって山形へ。少し足を延ばして久しぶりに庄内まで行きました。羽黒山神社に参拝し、加茂水族館でクラゲを見て、リニューアルした道の駅などをまわりました。

 

羽黒で地元の人と話す機会がありました。やはり、庄内でも水不足を危惧していました。私も何度も冬に山形に帰省したので実感はしてはいましたが、降雪量が少なかったことが致命的になりかねないとのこと。

 

月山、鳥海山等、庄内平野に水の恵みをもたらす雪が山に無いのです。そもそも梅雨の降雨量が太平洋側に比べて少ない日本海側の地域において、山の雪は夏の給水の命綱。

 

一部で予測されているように今夏が酷暑だとするならば、日本有数の米どころの庄内平野は致命的な打撃を受けるのではないか、と危惧しています。

 

今夏は全国的に猛暑と水不足が問題になるかもしれません。

 

それは一部地域の問題ではなく、水と食料の不足は全国で起きる可能性もあると思います。

 

40代以上の方は記憶にあると思いますが、1993年には、天候不順のため米が致命的に不作となり、タイなどから米を緊急輸入する事態になりました。米が余ることはあっても国産米が食べられない経験は皆さんあまりないのではないでしょうか。

 

今年から来年にかけて、それを経験するかもしれません。米などの食料を外国からの輸入で乗り切れる状況であるかは、その時になってみないとわかりませんが。

 

米と水。人間の命を支えるものが如何に貴重であるか。近々、私たちはそれを知るための経験をすることになるかもしれませんね。

 

そうならないことを祈るばかりです。

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2024年4月 7日 (日)

2024年百目木桜祭り

4月6日、7日に第2回・百目木「桜」祭りを開催しました。天気にも恵まれ、皆さんに桜とクリスマスローズの両方の豪華なお花見を楽しんでいただきました。クリスマスローズの直売も好評でした。

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今年は、豆にこだわった厳選豆コーヒーの「○○とコーヒー」さま、特製スパイスカレーの「かぜといろ」さま、地元密着素材厳選ピザの「KoRiKa」さまに出店していただき、賑やかなお祭りとなりました。ご来場していただいた皆様に心より感謝申し上げます。

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2024年3月20日 (水)

第2回・百目木桜祭り

まだまだクリスマスローズの季節は終わりません!第2回・百目木「桜」祭りを開催します。桜とクリスマスローズの両方の豪華なお花見、もちろんクリスマスローズの購入も可能です。期間中はカフェもオープン、特製スパイスカレーやコーヒー等の営業もあります。4月6日(土)、7日(日)、10時~15時は百目木ガーデンにぜひおいで下さい!写真は、昨年(2023年4月)の第1回・百目木桜祭りの様子です。

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2024年2月23日 (金)

開花の様子

2024年2月23日現在、ハウスで開花したクリスマスローズの様子です。今年はゴールド系(オーレア系)とセミダブル系が豊作です。お探しの方はチャンスかもしれません。

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2024年2月21日 (水)

季節の進み

最近の暖かさでクリスマスローズの開花がさらに進んでいます。ガーデンで一番早い梅が開花しました。
今日からは雪の予報です。地域の水不足にとっては待望の恵みですが、あまり大雪になりすぎないよう願うところです。
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暖かすぎず、寒すぎず。降っても適度に、降りすぎることなく。
日頃私たちが忘れがちな、生きる上でかけがえのない大切な自然の恵み...

2024年2月10日 (土)

春近し!

クリスマスローズガーデンでは少しずつ開花してきました。春が近いですね。

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2024年2月 7日 (水)

百目木春祭り2024

毎年恒例のクリスマスローズ直売会・2024年・百目木春祭り(第13回)を開催します。今年は3月1日(金)、2日(土)、3日(日)です。今年もたくさんの開花株を用意してお待ちしております。

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2024年2月 6日 (火)

井戸を掘る!

我が家の井戸の水位が低下しているため、新たな水脈を探して井戸を掘りました。

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重機で表層の黒くて柔らかい層を掘り進めると、性質が異なる層が出てきます。表層の下に形成されている砂地の層や砂利の層などが帯水層になっている場合があって、そこから水がチョロチョロと染み出てくる部分があります。そこを上手く見つけられるかどうかなのです。

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人によっては水が噴き出す自噴の井戸のイメージがあると思いますが、それは圧力がかかるような少なくとも数百メートルの深層の場合であって、我々が掘るような深さ数メートルの浅井戸の場合にはチョロチョロと染み出す程度に水が出てくる場合が殆どです。その染み出した水を溜める領域を作って、そこから溜まった水をくみ上げて利用するのが浅井戸の構造なのです。

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水が染み出してくる帯水層を見つけたら、そのエリアを掘り進めて広げ、そこに砕石を敷きます。その上にヒューム管と呼ばれるコンクリートの菅を積み上げて水が溜まる領域を作ります。ヒューム管の周囲には砕石を入れて水が溜まる領域を広くします。それが、いわゆる「袋」と呼ばれる領域です。

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ある程度の深さまで砕石を入れたところで、その上は土で覆います。砕石の領域を上まで広げすぎると雨水などの表層水が混じるため、砕石の上は土で覆ったほうが良いのですが、その場合に砕石の部分に土が落ちないようにブルーシートを敷きます。埋め戻した表層の土をならしたところでひとまず完成です。このあと、水を取り出すための配管を取り付けることになります。

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土地の状態や湿り具合などを通年よく観察して十分にあたりをつけて臨んだつもりでしたが、それでも1回目に掘った場所では十分に水が出なくて、2回目で水量が豊富な水脈にあたりました。しかし、井戸掘りは何か所掘ってもダメな場合もあって、2か所目で良い水脈に当たったのは非常に幸運でした。

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1か所目に掘った場所と2か所目に掘った場所は、わずか数十メートルしか離れていません。それでも、最初に掘った場所では水位が数十センチ、2か所目に掘った場所では、数日で掘った穴からあふれるくらいの水量でした。ほんの少しずれただけでもこれほど流量が異なるのです。

 

井戸掘りは、ある程度ギャンブルに似たところがあります。しかし、たとえ当たったとしてもその水脈からどれくらの期間、水が出続けているかは誰にもわかりません。地面の下のことは本当にわかりません。

 

しかし、地面の下のことに限らず、自然からの恵みとはそんなものかもしれません。常にあるとは限らず、見つかることも見つからないこともあるもの。だからこそ、ありがたいもの。感謝していただくべきもの。

 

それが、大地の恵みであり、私たちが忘れてしまったことなのかもしれません。

 

口座引き落としの手続きさえしておけば行政がやってくれるもの、とばかり考えずに、時には自分が飲んでいる水がどこからやってきて、どうやって供給されているのか、考えてみるのも良いかもしれません。

2024年1月30日 (火)

水不足!

ここ宮城県丸森町耕野地区は水道設備が無く井戸水で生活する地域ですが、昨年から危機的な水不足が続いております。先日の雨と雪で少し落ち着いたものの、引き続き予断を許さない状況です。

 

我が家でも新たな井戸を掘ることを計画していますが、当然ながらどこを掘っても水がでるものではなく、ある程度「あたり」をつけることが大切です。

 

私がこの地区に移住してきて間もない頃、地区の経験豊かな長老の方々から水脈の話を聞いたことがありました。「自然を良く観察していれば、ある程度は水脈がわかるものだ」と言われました。経験的に水が良くでるところは皆さんよくご存じなのです。

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昔の人は、そういう経験的に水が豊富なところであって、かつ農地には不向きなところ(北向きとか西向とかの斜面)に家を建てたものだそうです。生活の知恵ですね。

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しかし、仮に上手く水が出たとしても、その水脈から永遠に水が豊富に出続けるとは限らず、長い間には枯れてしまったり水位が低下してしまったりすることもあります。地区内では、先祖が掘った井戸を複数持っている家もあります。重機がない時代は当然全て手掘りでした。先人の苦労がわかります。

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現在、クリスマスローズのハウスが建っているところは棚田であり、その上のほうには先人が田んぼに使っていた堤(農業用の池)があります。先人は経験的に水が豊富に出る場所を知っていて堤を作ったのだと思います。

 

私がここに来た当初は、今よりも雨や雪が多く、逆にハウスのある土地(元の田んぼ)から水を抜くのに苦労しました。ハウスでクリスマスローズ栽培ができる程度にまで田んぼを乾かすために、あちこちに排水経路を作り、水を抜いたものです。しかし、今度は渇水で困ることになりました。昔を懐かしんでいても降らないものは仕方がないので対策するしかありません。

 

堤のある場所から、その下のほうに、いつも湿っている場所だとか、雨が降らなくても比較的に濡れている場所を探して直線で結んでいきます。そうすると、おおよそ、このように水が流れて行くであろう、水の流れる道がなんとなくですが分かってきます。そいうところが井戸を掘る候補地となるわけです。常日頃からの自然観察が非常に大切です。

 

もちろん、そうやって探したところでそこで水が出る保証はありませんし、自宅から遠い場合には配管でつなぐことは困難になります。しかし、やってみてナンボ、まずは水が出ないことには始まりません。タンクで運ぶことも考えなければなりません。

 

そもそも人間が水を確保するとは、水道局に電話することではなくて、そういうことだったのかもしれませんが。

2024年1月 1日 (月)

初日の出

2024年の元旦は素晴らしい初日の出となりました。今年も素晴らしい年となることでしょう。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

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2023年11月29日 (水)

発芽

クリスマスローズの中でも最も発芽が早いリビダスがようやく発芽です。10月、11月の気温が高かったためだと思いますが、発芽は遅れています。リビダスがこれくらいであるなら、ハイブリッドの発芽も遅れそうです。これからの気温次第ですが、開花株の花芽の形成も遅くなるのではないでしょうか?遅れることが悪いことは限らないし、その逆も言えます。

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その年、その年でいろんなことがありますね。

2023年11月25日 (土)

夜の訪問者

夜中に外でガサガサと物音がして目が覚めました。さらに、時々バリバリと何かを食べているような音がします。寝ている部屋の窓のすぐ近くて、しかもかなり大きな音なので、目が冴えてしまって寝られません。まさか熊ではないだろうと思っていると、そのうち、「ぶひぃ、ぶひぃ」と鳴き声が。イノシシとわかって安心したような、やっぱりうるさいような。

 

おそらく、寝室のすぐ横のクルミの木の実を食べていたのでしょう。木の下には落ち葉の下にクルミの実が落ちています。

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イノシシよ。もっと静かに食え。

2023年9月26日 (火)

稲刈り

地域おこし協力隊員の活動の一環で、うちの目の前の田んぼで「古代米」を作っています。私も微力ながらお手伝い、今日は稲刈りでした。コンバインは使わず、昔ながらのバインダーと天日干しです。黒いお米なのですが、いろんな加工米の原料として使うアイディアを出し合って相談です。今年の酷暑と水不足のためか、はたまた本来こんなものなのか、穂の数は通常の稲より少ないようです。さらに株はあきらかに黒っぽい特徴があります。脱穀してみないとわかりませんが、収量はそれほど期待できないようです。果たして、どんなものができるのか興味津々です。

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